信越化学工業 企業分析(One Tap BUY銘柄)
信越化学工業の企業分析を行います。
私はあまりこの企業について、あんまり知らなかったです。
企業概要
合成樹脂や化学肥料などの化学品、また半導体シリコンおよび石英などの電子材料の製造および販売を行っています。
企業概要について載せたのですが、個人投資家に向けた企業の公式のサイト見るのが一番分かりやすいかもしれません。載せておきます。
非常に工夫を凝らしており、分かりやすくまとめられております。
株価分析
2018.11.30時点の株価10135.0
出来高 | 1,731,300株 |
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時価総額 | 4,333,793百万円 |
発行済株数 | 427,606千株 |
引用元:https://minkabu.jp/stock/4063「みんなの株式」
・PERは16倍なので割高ではありません。15倍くらいになるのであれば、PERだけで見れば購入するのもありかもしれません。
・前期の決算であれば、ROEが10%を超えていますので、日本株の中でも高いのではないかと考えられます。
投資初心者であるので、株価分析はこれくらいしかできません。
一応、銀行員でもあるので、財務分析もしていこうと思っています。
結論から言いますとこの企業はかなり健全な企業かと思います。
財務分析
・流動比率4.5倍以上です。業界によって変わりますが、一般的に1.0倍以上あれば問題ないのですが、4倍ですから負債よりも非常に多くの資産を持っています。
・キャッシュフローも良いかと思います。
2018年3月期
- 営業キャッシュフロー / Cash flows from operating activities
3,327億円 - 投資キャッシュフロー / Cash flows from Investing activities
△2,376億円 - 財務キャッシュフロー / Cash flows from financing activities
△500億円 - フリーキャッシュフロー / Free cash flow
951.7億円
引用元:https://gurafu.net/jpn/shin-etsu-chemical
・純粋に2018は売上が上がっていますね。
・営業でしっかりお金が入ってきており、そのお金でしっかり投資に回しています。財務キャッシュフローも減っているので、借金も減らしています。ザックリ決算書も見たら、短期・長期合わせた借入金は減ってましたね。自由に使えるお金が951.7億円あるということでもあります。
・投資家や従業員にとっては好ましくないのかもしれませんが、内部留保もあります。
2兆707億円ですね。経費(営業外経費こみ)が320億円ほどなので、一切営業しなくても10年くらいもちますね。まあこれは考え方、計算の仕方にもよりますけど。
健全性のところで見れば、この会社の強みは海外しかも色々な地域で売上をあげているところですね。国内売上よりも海外売上の方があります。国内こけても、米国こけても何とかやっていけそうですよね。
これ新卒採用ホームページですけれど、サイト載せておきます。
たまたま就活している方でしかも海外で働きたいのであれば、ここもありかもしれません。商社行くのが海外で働くチャンスありそうですけど。
結論、長期で投資するのであれば信越化学工業は有りかと思います。
皆さんの投資にお役に立てれれば幸いです。
もっと定性面での分析もしていこうとは思います。そのためには化学業界の勉強をもっとしてかないとと思います。