「日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く」書評
今日ジム・ロジャーズが書いた本「日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く」を読み終わりました。
せっかく読みましたので内容についてまとめたいとざっくりまとめたいと思います。
日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く (講談社+α新書)
- 作者: ジム・ロジャーズ,小里博栄,花輪陽子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/07/20
- メディア: 新書
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タイトル通り日本については悲観的な内容がまとめられています。
まあ現実に目を背けるのもよくないということで購入しました。
ただ私、ジム・ロジャーズが誰なのか分かりません。帯についてる「世界的投資家」というタイトルだけで惹かれました。単純ですよね。
ジム・ロジャーズってどんな人?
まず本の内容に入る前にジム・ロジャーズについてまとめます。
自分もよく知らない人だったのでざっくり調べて見ました。
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers、1942年10月19日[1] - )は、アメリカ合衆国の投資家[2]。クォンタム・ファンドの共同設立者[2]。ロジャーズ・ホールディングスの会長[3]。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界三大投資家」と称される[4]。アラバマ州出身
バフェットは知っていましたが、それに並ぶほどの有名な投資家だったのですね。
詳しく知りたい方は上記のURLからWikipediaにいけますでのご参考に。
日本の未来について
では内容に入ります。ざっくり言ってタイトル通り日本へ警告です。ただ警告だけでなく、解決策らしきものもまとめております。
なぜ日本はやばいのかというと
・人口減少
・人口減少しているのにも関わらず移民を受け入れる体制が整っていない。
・人口が減っているのにも関わらず、生産性が低い
これが大きな理由です。これからの日本はますます厳しい立場になり得るとのこと。
なのでジムロジャーズは日本の株式は全て売却したようです。
ジムロジャーズからアドバイス
人口減少の問題が解決できない限り、日本は厳しい立ち場になるし、そこで生活を続けるのであれば、どんどん生活レベルを落とすしかなくなるだろう。
そこでジムロジャーズは日本人に向けてこのように述べています。
私が今、投資家として日本人に最高の アドバイスをするとしたら、「子どもや孫には中国語を習わせなさい」ということだ。
今後アジアの時代が来ることを予想しており、たとえアジアの時代が来なくても中国語は世界中で15億人が使っているということで学んでも損しないということだ。
たしかに、日本語しか話せないのは今後ビジネスをしていくうえでは不利です。人口統計で見れば、今後日本人は減っていくとしても、アジア全体では人口は伸びますし、人口1位・2位は中国・インドです。であれば、中国語か英語は話せるようになっていかないといけないと思います。旅行程度であればポケトークで十分だと思いますが、ビジネスや生活するには自分で話せるようにならないといけないですよね。
今回は軽くまとめしたが、本はもっと内容が濃いです。本当に一部内容を取り上げた程度なので。
下記にあげた本もジム・ロジャーズの本です。
- 作者: ジムロジャーズ,林康史,望月衛
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/06/14
- メディア: ハードカバー
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これ見てください。発売日は2008年です。当時に中国がこんなにすごくなると思いましたか?たしかに人口は多いのは知っていましたが、経済がこんなに良くなるなんて全く考えておりませんでした。
ということは今回の本の内容についてもあながち間違っておらず、ジム・ロジャーズが言った通りになるかもしれませんね。
ぜひおすすめしたい本です!