ころすけ日記

ころすけの雑記です。新人銀行員ころすけでTwitterやってます。

経済的に成功している人と成功しない人の違い ユダヤ人大富豪の教え 書評

ユダヤ人大富豪の教え」著者 本田健

図書館に行ったらたまたまあったので借りました。本田健さんのベストセラー書です。

 

自分がこの本を選んだ理由

なぜこの本を読んだかというと将来に不安を感じたからです。あとお金持ちになりた胃からです。最近暗いニュースが多いです。終身雇用は崩壊、年金破綻。これからどのように生きていくべきか不安が多いです。であれば、どのようにお金持ちになっていくか知りたいと純粋に思いました。

著者の情報

経営コンサルティング会社、会計事務所、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた方です。

本の概要

本田健さんが学生の頃に成功者になるきっかけになる経験が綴られたものです。成功のきっかけはユダヤ人大富豪ゲラー氏との出会いです。これは実話のようです。

 

 幸せな金持ちになる17の秘訣として

1.社会の成り立ちを知る

2.自分を知り、大好きなことをやる

3.ものや人を見る目を養い、直感力を高める

4.思考と感情の力を知る

5.セールスの達人になる

6.スピーチの天才になる

7.人脈を使いこなす

8.お金の法則を学ぶ

9.自分のビジネスを持つ

10.アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする

11.多くの人に気持ちよく助けてもらう

12.パートナーシップの力を知る

13.ミリオネア・メンタリティを身につける

14.勇気をもって決断し、情熱的に行動すること

15.失敗とうまくつき合う

16.夢を見ること

17.人生がもたらす、すべてを受け取る

 

17個の秘訣について、この本には著者の経験を通して、教えてくれます。

 

幸せな金持ちになるためには

私が特に印象に残ったのは下記の言葉です。

幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ

 私は就職活動においては安定の会社であることを第一の条件にしておりました。自分らしい人生など考えず。やりたいかやりたくないかなんて全く考えておりませんでした。さらにゲラー氏はこう語る。

私は、「幸せな金持ちになるためには、自分らしい人生を生きる必要がある」と言ったのだ。多くの人は、金を求めて、さまよい歩き、金のためには何でもするようになる。でも、皮肉なことだが、結果的には、一時的に手に入れた金を失い、心の平安、幸せ、ときには健康まで失ってしまう。

 日本人の会社員には多いと思います。社畜精神もって働きすぎな気がします。自分も社畜精神持ってます。最近は働き方改革が進んでおり、長時間労働はなくなっていますが、仕事量が大幅削減されているわけではないので、常に時間に追われています。

これは本当に自分らしい生き方なのか、自分に問います。自信を持って「はい」とは言えません。この本読んで改めて自分を見つめ直したいと思いました。

低収入であり、投資初心者である私が考える株式投資戦略

どうもこんにちは。ころすけです。

銀行員になって3年目であり、そこまで収入が多くない私は、社会人になってすぐに投資を始めました。最近、銀行員はオワコンなんて言われており、給与も中々上がらないので不安がいっぱいです。

いっそのこと、業種転換する必要もあるのではないかと考えております。

まあ色々不安を抱えているので、色々キャリアの面、生活面、株式投資の面、様々な面で戦略をたてていかないといけないと考えました。経営者になったつもりで考えていかないといけませんね。

 

まず私の基本情報

・職業:銀行員

・年収:手取りで250万くらい?

現在一人暮らしであります。

 

保有株式

安川電機 30株

FANUC 1株

三菱UFJフィナンシャルグループ 100株

・P&G 1.2株

・SPDR S&P500 ETF 0.75株

 

投資信託

eMAXIS Slim バランス

eMAXIS Slim 先進国インデックス 

eMAXIS Slim 新興国インデックス

楽天・全世界株式インデックス

 

Wealth Navi

 

個別株について

・米国株を少額で積み立てしていく。少額のため、手数料面を考慮し、ワンタップバイにて米国株を購入。

日本株については銀行業界について理解を深めるために三菱UFJの株式は100株で維持。配当金も2000円程度もらえるため、悪くない。

・今後ロボット産業の株式を買い増ししていく。まず目標として、安川電機保有株式を100株にすること。その後、FANUCの株式を買増ししていく。

 

投資信託について

・積立NISAで毎月5000円の積立投資をしている。このまま維持。

 

Wealth Navi

・毎月1万ずつ積立投資をしているが、手数料が高いと感じる。今後継続していくか検討する必要があると考えられる。

 

どのくらいの金額を投資していくか、なぜロボット産業に投資するのかもちろん考えているのですが、それは時間がある時にブログに書いていこうかなと思っております。

投資で損するほうが、無駄なことに消費するよりはマシ

こんばんは、ころすけです。

社会人になってから投資をはじめまして、ついに3年目になりました。

この期間に投資で損することもあれば、得することもありました。

今現在は収益プラスになっておりますが、いつ暴落してもおかしくないです。

ただ損しても大したことではないなと思うようになりました。

リーマンショックなみの暴落を経験したことはないですが、投資経験の中で10%以上の下落を経験したことはあります。それでも価値がゼロになったわけでもないのであまり気にしなかったです。

それよりも無駄な飲み会などに参加して、時間とお金を無駄にしてしまうほうがショックです。

飲み会に費やしたお金はまるまる損失です。もし5000円かければ、まるまる5000円の損失です。

さらに時間も損失してしまう。辛いですね。

そう考えてみれば、投資で損しているほうが無駄な消費よりマシですね。

金額の大きさはありますけれども。

それでも損きりは身につける必要はありますが、投資で損することは大したことではないような気がしてきました。

創業を考えている方へ

どうもころすけです。ツイッターばかり呟いていたのですが、創業についてブログにまとめていければと思いました。

予め言いたいのは、銀行からの資金調達で創業を考えている方向けのものです。

まあ融資を受けるために必要最低限準備しておくことです。

まず自己資金です。開業資金のうち1割から3割は最低でもなければ融資を受けるのは難しいです。保証協会付の融資であれば話がかわってくるのですが割愛します。

あと経験です。経験は最低でも1年は必要です。飲食の開業であれば、飲食店の勤務経験が1年以上必要になっていきます。

最後は資金収支です。売上によって入ってくるお金と費用、生活費や借入金返済等の出て行くお金の差額です。また、軌道にのらず資金収支マイナスになった場合どのように対策していくのか考えておくとよいでしょう。売上予測の7割だった場合と最悪の場合を想定しておきましょう。その際の対策ができていない場合は融資は難しいです。銀行も融資している以上は回収できるかという観点を持って審査します。なので、売上が軌道に乗らない場合を想定して審査します。対策としてはだれかに支援してもらう、自分の預金から切り崩す等です。

資金収支と自己資金では審査するうえで密接に関係していきます。やはり自己資金があれば、資金収支がマイナスになった場合もマイナス補填が可能になります。

 

 

誰でも銀行員になれる時代が来ました

「ついに誰でも銀行員になれる時代が来た」と思ったニュースがありました。

CAMPFIREのクラウドファンディングとの違いはなんですか

物やサービスをリターンとするCAMPFIREの購入型クラウドファンディングと比較し、CAMPFIRE Ownersは金銭をリターンとする融資型クラウドファンディングのサービスを提供しております。資金需要者は支援者から集めた資金で事業を行い、その収益を支援者に分配することを目的とします。

owners.camp-fire.jp

このニュースです。融資型クラウドファンディングが2019年春に始まります。

これは銀行が行なっている融資と変わらないですね。お金は利息と一緒に回収されます。しかも銀行員より自由な融資ができます。まあどういうことってなりますよね。

少しずつ説明していきます。話が色々なところに行くかもしれませんがお付き合いください。

誰でも銀行員になれるとは?

銀行員といっても、今の銀行員は融資だけでなく、投資信託や保険なども販売しているので、そのままの銀行員という訳でないのですが。まあ本業である融資はこの融資型クラウドファンディングによって、誰でもできるようになるということです。

このサービスは銀行員にとっては驚異です。少なくとも個人的には思っています。

将来があって、みんなの期待があるものについては融資型クラウドファンディングで資金調達できるようになるからです。未来のある優良企業は銀行に頼らなくとも資金調達ができるということです。逆に言えば、銀行員はあまり優良企業を見ることができなくなるかもしれません。どんどん優良なお客さんは奪われて行くかもしれません。

優良な企業、みんなが期待する企業は銀行を頼らなくなる。簡単に資金調達できる時代が来たということです。

自由な融資ができる(銀行員と比べれば)

銀行員より自由な融資ができます。銀行員としての経験から述べさせていただきますと、かなり融資するのにも縛られております笑。まあ銀行員なんで厳格な審査するのは当たり前ですけれども。希望的な観測で融資できません。必ず根拠が必要です。根拠がなければ、過去の実績ベースで審査することになります。例えば、社長さんから今後の見通しとして、売上が10%上がると言われても、過去の実績をベースに審査するので、中々受け入れることは難しいです。根拠がないとダメなんです。飲食業とか難しいですよね。小売業とか。融資型クラウドファンディングであれば、希望的観測、ただ応援したい、それだけで融資できるんです。たとえ、その企業がダメになっても自己責任なんです。自己責任って本当に大事なことなんです。銀行員であれば、自己責任では終わりません。支店の点数、上司の点数に影響出ます。また返済担当にも迷惑をかけます。自分で自分のケツを拭くことができません。だから、もちろん縛られます。自由ではありません。

 

ついに誰でも銀行員(融資)になれる時代が来ました。ぜひみなさんも挑戦してみてください。自分も自分の資金で融資型クラウドファンディングに挑戦します。

フランチャイズ経営 コンビニエンスストア

コンビニエンスストアフランチャイズ経営についてまとめていきます。

フランチャイズ経営はもちろんしたことはないですが、銀行員として審査したことがありますので、基本的なことでも伝えることができればいいなと思います。

 

許認可について

まずコンビニエンスストアでは許認可が必要になります。

食品販売業登録、飲食店営業許可、乳類販売業許可、食肉販売業許可、魚介類販売業許可、一般酒類小売業免許、たばこ小売販売業許可など

これは最低でも必要になるのではないでしょうか。医薬品販売、米穀販売なども行うのであれば、さらに、それにあたる許認可が必要になります。

フランチャイズ経営で最初にかかる費用(セブンイレブンの場合)

AタイプとCタイプに分かれていきます。

www.fc-convenience.com

これがすごくわかりやすいので参考にさせていただきました。

 

セブンイレブンがお店の土地・建物を用意するタイプ(Cタイプ)>

    • 加盟金(成約預託金)250万円

└ 研修費 50万円
└ 開業準備手数料 50万円
自己資本 150万円

その他、引越費用・生活費の予備(150万円程)が必要。
※消費税抜

<オーナーがお店の土地・建物を用意するタイプ(Aタイプ)>

    • 加盟金(成約預託金)300万円

└ 研修費 50万円
└ 開業準備手数料 100万円
自己資本 150万円

別途建築資金等が必要。
※消費税抜

参考:セブンイレブンのフランチャイズ、仕組みや条件について

ロイヤリティー

フランチャイズは売上に対して、ロイヤリティーとして何パーセントか引かれていきます。セブンイレブンの場合は、オーナーがお店の土地・建物を用意するタイプ(Aタイプ)であれば、売上総利益の43%が引かれていきます。かなり引かれるというのが印象としてありますね。固定費をうまく削れないと実質赤字になってしまいます。

 

フランチャイズ経営するのであれば、固定費がどれくらいかかるのか、あとロイヤリティーがどれくらいするのか、それらを考えないと、収支がマイナスになってしまいます。

さらに周辺店舗はどれくらい売上をあげることができているのか、どれくらい人件費かかっているのか、そして自分が経営する店舗の立地はどうなのか考えていかないといけません。

居抜き物件を利用するのであれば、前の店舗は何であったのか、もしコンビニエンスストアであれば、なぜそこは廃業もしくは移転したのか考えないといけません。ただの引退であればいいですけど。もし廃業・移転しているのであれば、あまりポジティブな事情ではないと思います。そこで経営することは難しい環境であることを物語っていることになっている場合もあります。

NPO法人の財務諸表を見る上での留意点

今回はNPO法人の財務諸表を見る上で留意するべき点についてお話します。

まずNPO法人の会計は一般的な企業とは異なる会計基準を採用することを推奨されています。「NPO法人会計基準」というものがあります。

NPO法人会計基準」では発生主義を採用し、「活動計算書」、「貸借対照表」、「注記」、「財産目録」の四つを作成する必要があります。

*「活動計算書」は一般的な企業でいう「損益計算書」です。

*「財務目録」は貸借対照表の勘定科目の内訳を記載したものです。

NPO法人の資金源

1.事業収益

2.会費

3.寄付金

4.助成金補助金

この四つが主なNPO法人の資金源です。

NPO法人の資金源には「使途の制約の有無」、「継続して手に入る資金源なのか」をそれぞれ確認する必要があります。

「使途の制約の有無」

寄付金、助成金補助金は一般的な企業とは異なり、資金提供者から使用目的や資金配分の方法、使い切るまでの期間、使い切れなかった場合の処理等とが決められています。寄付金、助成金補助金は通知書や通帳を見て、しっかり資金が指定されたものに使われているか、そもそも寄付金などあるのか確認した方がいいでしょう。

「継続して手に入る資金源なのか」

また、寄付金、助成金補助金は継続性の有無という観点でも注意です。

一時的なものであれば、今期の収益はよくても、来期はあまりよくなくなる可能性があります。実質的な経常収益を計算する必要があります。

 

NPO法人の活動計算書の特徴(実質的な経常収支を確認)

先ほどにも述べたようにNPO法人は継続性のない資金源があります。なので、継続性のない資金源があれば、実質的な経常収支を計算する上で、それは経常収支からマイナスにするべきです。実際にNPO法人助成金補助金に依存した経営が多く見られます。もちろん非営利ではあるので、難しい部分もありますが、このような企業は補助金がなくなれば、継続して事業を営むことは難しいです。

 

NPO法人貸借対照表の特徴(実質的に自由に使える現金・預金を確認)

NPO法人の資金源の中には資金使途が制約されたものがあります。ということはその資金は自由には使えないのです。使い切れない場合は返済しなければならないものもあります。そうなれば、NPO法人の持っている実質的な現金・預金は変わっていきます。資金使途の制約のある補助金などはマイナスするべきです。財務基盤を見る上でポイントになるのは、この実質的な現金・預金が1ヶ月分の変動費と固定費を賄える分あるのかということです。

少しでも参考になれば良いと思います。